こんにちは、早大生エンジニアブロガーのスケです!
さて、今回もおすすめのライトノベルを紹介していきます!
今回紹介するのは、西尾維新さんによる
化物語
です。西尾維新さんといえば、ドラマ化した掟上今日子の備忘録とか、週刊少年ジャンプで昔に連載されていためだかボックスの原作を書いたりだとかで、有名な人です。
西尾維新さんの最大の特徴といえば、やはり、豊富な語彙による巧みな言葉遊びでしょう!
化物語はその真骨頂。
というわけで、化物語シリーズの魅力を少しでも多くの人に伝えたいので、色々と見どころを紹介していこうかなと思います!
化物語シリーズ
西尾維新さんの作品といえば、大声で笑うってわけではないですが、とにかくユーモアがあって、思わずにやけてしまう”上手い”シーンがたくさん出てきます。
こういうふうに機転が利くと頭いいなぁーーーって思われるんでしょうね!
面白ネタ帳としてもこの本は使えると思います.。
この物語シリーズ、現在もまだ刊行が続いていていて、現在25巻(!!)まで出ています。
一応、本編らしい本編である主人公たちの高校生活編は完結したので、後は気の向くままにお好きなようにしてって感じですね。
アニメで化物語を見た人も多いのではないでしょうか。
書籍版は、アニメとはまた違った味がありますよね。
会話シーンなどはほとんど原作そのままらしいですし、アニメから入った人は一回原作を読んでみてもいいんじゃないかなと。
ではこの物語シリーズの面白い点をいくつか!
言葉遊びが秀逸
西尾維新さんといえば、やっぱり言葉遊び、そして機知に富んだセリフ。
正直、僕はこれが大大好きなので、化物語の会話シーンを読んでいるだけでも一日過ごせます笑
特に、八九寺真宵(はちくじまよい)と主人公の阿良々木暦(あららぎこよみ)の会話シーンは毎回見ごたえがあります。主人公の名前を間違えるところとか好きですね。彼ら、よく頭が回りますよね。笑
ちょっと好きなシーンを紹介。
八九寺真宵「そういえば、阿良々々木さんは—」
阿良々木暦「々が一個多いぞ!?」
八九寺真宵「失礼、噛みました」
……
八九寺真宵「どうかされましたか、阿良良々木さん」
阿良々木暦「今度は良が増えてるからな」
八九寺真宵「失礼、噛みました」
阿良々木暦「違う、わざとだ・・・」
八九寺真宵「噛みまみた」
阿良々木暦「わざとじゃない!?」
…….
八九寺真宵「むらら木さんじゃないですか」
阿良々木暦「他人のことを欲求不満みたいな名前で呼ぶな。僕の名前は阿良々木だ」
阿良々木暦「失礼。噛みました」
シリーズの後半になってくると、この手のやり取りがうっとおしくなったりもするんですが、最初のうちはすごい新鮮で面白いです。
まあ、こういう会話のせいでストーリーが進まないときもあるんですけどねw
怪異を退治
物語シリーズは「怪異」のお話。
主人公、阿良々木暦の住む街に出現する怪異たちを退治しながらストーリーは展開していきます。
怪異とはなにか?
世の中には様々な都市伝説、荒唐無稽な噂、というものが存在します。
人々が語り合うことで記憶が引き継がれ、その存在は維持されています。
この物語シリーズでは、それらの伝承たちが色々な形態をもちながら具現化します。
例えば、カニ、カタツムリ、蛇、サル、などなど。
人間たちに災い、とまではいかなくても、かなり質の悪い迷惑をかけてきます。
怪異が存在する、ということは、怪異退治が存在するということ。
阿良々木暦はそのうちのひとり。
彼自身も、深く怪異に関わってしまったことから人生の道が大きく変わってしまいました。
怪異、といっても軽いものから重いものまでジャンルは広くて、まあよくもこれだけたくさんの怪異が存在するもんだなあと感心します。
地方の伝承をモチーフにした、なんて怪異もあり、現実世界での伝承に基づいているので勉強にもなります。
西尾維新さんどんだけ物知りやねん、と突っ込みたくなるぐらいです。
触れたらキケン、のヒロインたちに注目
主人公の宿命とでも言うんでしょうか、知らぬ間に阿良々木ハーレム帝国ができていきます。
一応メインヒロイン的な存在はいるにはいるんですが、ちょっと目を離すとまた女の子が増えています。
まあそんな阿良々木暦くんなんですが、物語シリーズ、爆弾を抱えたヒロインしか出てきません笑
もうちょっと具体的に言うと、阿良々木暦と親しくなる女の子はだいたい怪異に取り憑かれています。自分の弱みとか、心のスキマに怪異がうまく侵入してきて、意思とか身体を乗っ取られてしまいます。
そこから暴走をするわけなんですが、それを止めるのが阿良々木暦くんの役割。ただこの主人公、その過程で頻繁に死にそうになります笑
ヒロインに殺されそうになるなんて日常茶飯事。
命懸けのヒロイン攻略、というわけですね。
というわけで、西尾維新さんによる、化物語、ぜひ読んでみてください!
ちなみに買うなら、Kindle版の方がはるかに安いので、そっちをおすすめします。
コメントを残す