小学校の英語の授業をすべて発音に費やせば、英語能力は飛躍的に上昇する

 
複雑系、という言葉があります。カオスとも呼ばれるこの用語は、ほんの小さな出来事が、物事全体の結果を歪めてしまうような、簡単に予想できない様々な要素が絡み合った状態のことをいいます。
ブラジルにいる蝶のさざめきがテキサスで竜巻を起こす、というような比喩をもじって、バタフライエフェクトとも呼ばれます。
それで今回の本題なわけですが、日本人の平均的英語能力が、他国と比べて異常に低いのは何が原因でしょうか?
あまりにも多くの理由(=複雑系)があって説明できないでしょうか?

まず発音より始めよ

違います。答はものすごい簡単です。それは、タイトルにもあるように、”発音”。ジャパニーズなまりの日本語とか、生徒が授業中に英語で喋ってくれないとか、あえてカタカナ英語で話すとか、リスニングができないとか、そういうのは全て、発音が原因です。
子どもたちは、英語がうまく発音できないから英語で話したくないのです、あえて日本語訛りをつけて話すのです。ネイティブみたいに話そうとして、結局できないのを見られて笑われるのが嫌だから。
発音ができれば、全てが変わります。リスニング然り、スピーキング然り、ライティング、リーディングも。それだけ発音は語学のすべてに影響する重要な要素なわけですね。
なぜそんなに発音が重要かというのは、他の記事で書こうと思いますが知りたい人は英語耳という本を読んで下さい。目からウロコが落ちまくると思います。

発音はポケモンの学習装置

 

それで、話は戻って、小学校教育についての提言になります。つい最近、大規模な教育改革が行われて、中学入試では英語がマストに、小学校ではプログラミング言語が必修になり、時代性を強く反映した結果となりました。
これから生まれてくる子どもたちには、ほぼ帰国子女やん、ぐらいの英語力が求められるでしょう。時間は有限なわけで、カリキュラムにも限界があります。小学校での英語の授業なんて、くだらないおままごとみたいなものです。滑稽極まりないです。いかにもつまらなそうなレクリエーション的なことを、テンプレ文を棒読みで読ませて行うのはただの時間の無駄です。
そんなことをするならば、発音にすべての時間を費やした方がいい。一般に、子供には語学において臨界期というものがあり、それが12歳ぐらいまでとされています。これを逃すと、語学習得の難易度が跳ね上がるわけですね。
サッカーでは、10〜12歳が最も技術力が伸びるゴールデンエイジとされていますが、これは言語習得についても同様です。ある程度、母国語が身についてきて、外国語と母国語の区別がしっかりつくようになった子どもたちに、語学の根幹である発音を徹底的に仕込む。
発音というのは、経験値ブースターのようなもので、後々複利で効いてきます。基本的に、自分で発音できる音は聞き取ることができますし、スピーキングもストレスを溜めずに練習できる。ライティングは、まあスピーキングができればできるでしょうし、リーディングも話すスピードが早くなればなるほど処理量が上がって、上達する。
このように、発音を習得すれば後は芋づる式に、ムダな労力をかけることなく語学を習得することができます。この場合の習得とは、子供が海外に数年間滞在した場合に身につけるレベルの語学力を指します。
ここまで読んできて、まず発音から学ぶべし!!!!小学生には発音だけやらせよ!!!!という意見を持ってくれる方がいてくれたらうれしいです。
いずれ、教育会にも自分の意見が届くといいなぁ…

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